昨今の話題によく上がる「あおり運転」
メディアなどで連日のように報道され、一時期はよく目にしていましたね。
しかし、あおり運転を立証するには「物的証拠」が必要。
実際にあおり運転の被害に遭ったとしても、立証できなければ泣き寝入りになってしまうパターンがほとんどです。
そんな時に、ドライブレコーダーの映像があれば物的証拠として扱われますので、被害を主張することができます。
そんなドライブレコーダーですが、現在は様々な製品があり、どれを選んでいいか分からない方も多いかと思います。
現在販売されているドライブレコーダーの主な機能をご紹介しますので、購入する際の参考にしてみてください。
買うなら360度タイプ?全体的に撮影できるが、デメリットも
2019年8月、茨城県の常磐自動車道であおり運転をし、ドライバーを暴行するという事件以降、車内も撮影できるドライブレコーダーが売れているようです。
インカメラ付きのドライブレコーダーもありますが、車内と車外ともに撮影するのであれば360度撮影可能なドライブレコーダーを選択するというのもありです。
通常のドライブレコーダーですと、側面衝突の事故は撮影できない場合もあります。
その点は、全体的に360度パノラマ撮影できるドライブレコーダーの強みでしょう。
駐車監視機能
機能
速度オーバー警告機能
速度オーバーを検知すると、アラームなどでドライバーにお知らせする機能です。
ついつい速度を出してしまう方は、速度オーバー警告機能付きのドライブレコーダーを選択肢に入れてみましょう。
スピードの出し過ぎは、重大な事故を引き起こしてしまう原因になり得ます。
事故を起こさないにしろ、速度によっては一発免停もありますので、速度を出してしまうドライバーさんには、事故を起こさないように「他人を守るため」はもちろん、違反などから「自分を守るため」にも検討してみてはいかがでしょうか。
車線逸脱(はみ出し)アラーム機能
長距離運転や深夜の運転は眠くなってしまうこともしばしば。
そんな時に車線逸脱防止機能がついていると、車線のはみ出しをアラームなどで警告してくれます。
居眠り運転で対向車やガードレールに衝突といった事故を防げるかもしれませんので、安心です。
前方車両発進アラーム機能
信号待ちなどでボーッとしている時、探しものをしている時などの状況で、前の車が発進したことに気付いていなくてもアラームなどでお知らせしてくれる機能です。
後続車に迷惑をかけることが減らせるかもしれません。
車間距離近接警告機能
前方を走行する車両との車間を認識し、車間が近い場合はお知らせする機能。
必要以上の車間距離の接近は、あおり運転になってしまう恐れもありますし、追突防止にも役立ちます。
ついつい車間を詰めてしまう癖のある方は、特に必要な機能かもしれません。
GPS機能
記録映像のみでは、車速が分かりません。
GPS機能付きのドライブレコーダーを選んだ場合、映像にスピードが記録されます。
スピードの他にも、GPSで日付や時刻を自動で調整してくれる製品が多数ですので、時刻ズレがないかの確認をこまめにするのが億劫な方も、GPS補正機能付きを選びましょう。
※海外製ドライブレコーダーの一部には、GPS機能付きでも、時刻補正機能が無い物があるようです。
WiFi機能
WiFi機能付きのドライブレコーダーの場合、スマートフォンとペアリングすることにより、ドライブレコーダー内の映像をスマートフォンに転送して見ることができます。
ドライブレコーダーで映像を確認しようとしても、画面の小ささや操作性が悪いなどの問題があります。
その点、スマートフォンですと快適に映像をチェックできます。
SDカードはドライブレコーダー専用品を使用するのがオススメ
ドライブレコーダーに使用される記録媒体は、microSDが主流です。
microSDにも「ドライブレコーダー専用品」があるのをご存知でしたか?
通常のmicroSDでも使用はできますが、ドライブレコーダー専用品との違いは「耐久性」です。
基本的に常に録画状態のドライブレコーダーなので、その分microSDにも負担がかかってしまいます。
常時録画向けに販売されているmicroSDカードを使用する方が安心です。
万が一の事故の際に「録画できていなかった」とならないためにも、専用品を使用されることをオススメします。